martedì 8 maggio 2007

VELIA'S COOKING STYLE

VELIA’S COOKING STYLE
ITALIAN COOKING SCHOOL AND MORE

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緑に囲まれた土地ウンブリアでは、農業文化のように家庭料理が代々受け継がれています。 その伝統とシンプルな生活は、常に二重唱のようにこの土地で息づいているのです。

ウンブリアは、ゆるやかな丘とそびえ立つ山、緑の谷、それに数千年を経て構築された肥沃な平野、湖やあちらこちらへ広がる水脈など、様々な変化に富んでいます。

      
この、類いまれな地形と緑繁る風景が、あなたのお越しをお待ちしています。
  


          

写真はこちら>> VOYAGES PAST AND PRESENT > Monterubiagio
ボヤージ 昔と今>モンテルビアイリョ

モンテルビアイリョ Monterubiaglio

モンテルビアイリョは、イタリアの中央、ウンブリア州にあり、オリヴィエートとフィレンツィエ間を走るサンハイウェイ沿いにある海抜385mの美しい丘の上の村です。
テルニ地方カステルビスカルド自治区のひとつ。

           





この地域には、キリストより何世紀も前にエトルリア人とローマ人が住んでいましたが
モンテルビアイリョに最初に人が定住したのは、中世8世紀です。

村は、ベネディクト教会修道士の共同体によってつくられた古代墓地を中心に広がっていきました。後年、オリヴィエートの貴族モナルデスキ–デッラ–チェラヴァラが個人居住地として使用するようになり、やがて城を形成する強力な集団となりました。同時期に、ラニエリ–デッラ–グレカ一族がオリヴィエ—トの町とその領土を支配するようになり、その結果、オリヴィエ—ト領主の息子であるイッポリト–デッラ–グレカは モンテルビアイリョ領主の娘アントニア–デッラ–チェッラヴァラと結婚したのです。          









2人の間には、ニコレッタという女の子が生まれ、彼女はモナルデスキ一族のひとりと結婚し、
それから2世紀に渡りこの土地を統治しました。

1571年、レオパルト海戦でこの村から派遣されたいくつかの軍隊は、トルコ軍と戦いました。
1860年、立憲君主国サボヤによって、イタリア国に統合されました。


伝統行事
1月5日 ラ–ヴェキエレラ la Vecchierella
地元の歌い手たちに先導された村の女の人たちが 、子どもやお年寄り、それに病気の人たちにお菓子や
ペイストリーなどを贈ります。
8月   アラ–リチェルカ–デル–ピアット–ペルデュト Alla ricerca del piatto perduto
村のメイン広場で行われ、典型的で、しかも個性的なイタリアのカントリーミュージックを楽しみながら
地元の人々が用意した、村に昔から伝わる伝統料理やワインを味わうお祭りです。
 

主な建物
教会は、17 16年に建築家ドミニコとカルロ–フォンタナの設計によって建てられました。 第2次世界大戦の空襲で大きな被害を受けましたが、その後修復されました。
城は、後期中世の代表的な建築で、銃眼付きの胸壁のない4つの塔からなりたっています。



カステルビスカルド自治区
ピアノルンゴ、ル プレーセ,モンテルビアイリョ、ヴィセノ
地域:ウンブリア州
行政区画:テルニ
居住者:3,046人(男性1,448人、女性1,598人)
家屋数:1,533世帯
人口密度(1平方キロメートルあたり):116人
家族数:1,183家族



VOYAGES PAST AND PRESENT > Le Peppette Story
ボヤージ 昔と今>ペペッテ物語


ペペッテ物語


私の生まれたこのウンブリアは、私にとって特別な地であり
また私の世界そのものです。
私の料理への愛着は、1849年生まれの曾々祖父ジョセッペ–チアッソの時代までさかのぼります。
村の子どもたちは背の低かった彼のことをペペッテと呼び、叔母や叔父たちはとてもおいしい料理をつくることで村人の間で有名でした。


1982年に出版されたこの村についての本「モンテルビアイリョ」の中に、ペペッテについての
記述があります。

ペペッテは木の下に座り、村はずれでの畑仕事を終えて 
帰ってくる人たちの食事を用意する女の人たちを指示し
ていました。彼はいつもみんなを食事に招き、
祖父母たちの記憶では、毎晩30人ぐらいの人たちが
一緒に広場で食事をしていたそうです。


ペペッテおじいちゃんの次の世代の事を紹介しましょう。

伝統的なイタリアの家庭では、子どもたちは結婚するまで親と一緒に暮らします。だから、私は両親と兄弟姉妹、祖父母、そして結婚していない祖父母の兄弟姉妹と一緒に育ちました。私たちは同じ屋根の下に住む大きな家族で、食事は家族全員にとってとても大切なものだったのです。ペペッテのことはいつも話題にのぼり、もちろん彼の料理のこともよく話しました。


私の大好きな思い出のひとつは、5歳の誕生日の時のことで、私は祖父ルイジの兄弟や叔母のネナ、オルガ、それに叔父のエフリート、アウグストから可愛いバービー人形をプレゼントしてもらいました。でも10分後には私は、パンやトマトソースを作る材料についてみんなに質問していたのでした。



私の祖父母たち — 特に彼らは第2次世界大戦を生き抜いた世代だからでしょうー にとって料理は
いつも最も重要な関心事でした。

VOYAGES PAST AND PRESENT > Why Cooking in Umbria
ボヤージ 昔と今>ウンブリアで料理をすること


ウンブリアで料理をすること



「トラディショナル」と「シンプル」この2つのキーワードが私の料理教室の特徴であり、この土地で何世代にも渡って受け継がれて来た農業文化そのものです。

ペペッテは料理やワインのすべての事について愛情や情熱を捧げ、新鮮な材料を探し求め、忘れがたい味を作り出しました。

彼のレシピは、ワインと食べ物が密接に関係し合うイタリア料理本来の味を引き出したり、 調べたりするのに役立っています。ペペッテ、そして彼の世界を受け継いできた私の家族たちの身体にしみ込んだ知識は、味の異なる材料が私のお皿の中でおいしく組み合わさる可能性を与えてくれるのです。




















お料理のマジックをヴァリア–クッキング–スタイルでお見せしましょう。
VOYAGES PAST AND PRESENT > Beyond Food & Wine
ボヤージ 昔と今>料理とワインあれこれ


料理とワインあれこれ


ウンブリアは、自然で本物の材料を使って作られるシンプルな家庭料理が残る、素朴で平和な田舎です。

地元の農畜産物は、新鮮な果物や野菜、高品質のオリーブオイル、それに豚肉加工品と柔らかい牛ステーキ肉などで、村の豊かな川では、コイ、マス、カワヤマス、ボラやパーチ(淡水魚)が釣れ、森では、とても
おいしいきのこが採れます。ノルチャ産のブラックトリュフ、ヴァルネリナ産のレンズ豆やチーズ、それにテベレ渓谷上流やエウグビーノ–グウアラデーゼでは、ホワイトトリュフが有名です。貴重なブラックトリュフやホワイトトリュフが採れる場所は、名人と呼ばれている人々の間で秘密にされているので、私たちのような一般人がノルチャやその近辺に住む友人にトリュフ採りに連れて行ってもらっても、まず見つける事はできないでしょう。

数々あるファーストコースの中でも、一番有名な地元のパスタと言えば、ウンブリッチェリで、これは、
ホームメイドのスパゲッティーに、軽く炒めた玉ねぎ、オリーブオイル、ニンニク、トマト、そして
唐辛子を加えたアラビア—タソースか、地元のソーセージとマッシュルームのノルチーノソース、
もしくは、ブラックトリュフシチューをからめて食べるものです。


豚肉、特に雄豚肉を扱う権威として一番有名でよく知られている
のは「ノルチーノ」でしょう。ここでは、最高のサラミと特別な
味付けを施したハムや、雄豚の肝臓にオレンジの皮、松の実、塩、
胡椒を合わせたマッツアフェガティというソーセージを作ってい
ます。それらは自然環境と気候条件が畜産に適している、海抜
1600m以上の丘や高台に住む豚だけを使用し作られたものです。
結果としてカポコロハムやロイン,ソーセージ,マッツアフェガト、
サラミ、ベーコン、コッパなどたくさんの種類の高品質な加工品
があるのは、ウンブリアの畜産家たちの経験と創造性の賜物です。
これらの加工品の一番主要な生産地は、ネラ渓谷やオリヴィエット
の周辺です。


ウンブリア産のワインは、イタリア国内はもちろん世界中で高い評価を得ており、サグランティーノ–ディ–モンテファルコ、ルベスコ,グレケット,それにオリヴィエット–クラシコと言えば、皆さんもお聞きになった事があるでしょう。
ワインは大昔よりオリヴィエットで作られており、この地域の最初の定住者エトラスカ人たちは、この辺り一帯がぶどう作りに適した土壌であり、また長期保管のために穴を掘って貯蔵庫とすることなどを既に知っていました。

オリヴィエットは、オリヴィエット–クラシコと呼ばれる辛口の白ワインの産地として世界的に有名です。このワインは、プロカニコ、ヴェルデロ、マルヴァシア、グレケット,ドルペッジョと呼ばれる種類のぶどうから作られ、厳密に選ばれた質のいいぶどうと近代工業が組合わさり、ほのかな軽い香りと口当たり、そして芳醇な味と飲んだ後に心地よい苦みが広がる傑出したワインを作り出しました。

1997年以降、ウンブリアは、エクストラバージンオリーブオイルの産地名称保護の資格認定を獲得しており、ここで作られたオリーブオイルは必ず,ウンブリア産であることを名乗ります。実質的にはモラリオ,フラントイオ、レッキオ、サンフェリス、ペンドリノ、アゴシアなどいくつか違う種類のオリーブがありますが、オリーブオイル製品はそれらのオイルを混ぜ合せて作られています。




ウンブリアでの料理は変化に富んでおり、肉、魚、穀物、香辛料、ハーブ類はどれも同じ位に重要で、羨ましくなるほどバランスのとれた味をかもし出します。私たちは、他のどんな洗練された料理からもかけ離れているこの料理をを誇らしく思っています。





ここは古代エトルリア人の土地で、古代墓地のフレスコ画を見ればわかるように、
今も昔も、地元の人々の食事流儀はあまり変わりありません。
緑豊かな、歴史ある土地に、どうぞお越し下さい。


















COOKING COURSES> One Day Class
クッキングコース>1日クラス


1日クラス


ヴァリアの料理クラスは、ウンブリアの田舎の村、小さな、まるで絵に描いたような
モンテルビアイリョにある彼女の自宅で行われます。

その時々の収穫される農作物と宗教行事にそって、新鮮で本物のイタリア料理を作ります。
オイル、ワイン、トリュフ、レンズ豆、チ—ズ、淡水魚、ブラックセロリ...
そして食後や間食として食べる甘いものは、私たちが台所でよく使う基本的な素材です。

庭で採れる新鮮な野菜やハーブ、それにりんごやプラムのように簡単に手で取れる果物も
使って料理します。

レシピはレッスン時にお渡しします。
そのすべての料理を、ヴァリアと一緒に調理しましょう。

COOKING COURSES> Cooking Program
クッキングコース>クッキングプログラム



料理プログラム


8:30/9:00am  ホテル(オリビエート地域)にお迎え
モンテルビアイリョに移動(車で約20分)
朝食をとられてない方には地元のケーキとカプチーノを用意。
9:30am レッスン開始
ホームメイドパスタ、ピザもしくはパン、小さなパイ
ご要望によってペイストリ—も可能
*レッスン内容と時間は先に打ち合わせさせて頂きます。
1:30pm 昼食(レッスンで作った物)
地元ワイン2種の試飲あり。
昼食後は地元のリキュールを飲み、庭で休憩
4:00pm ホテルへお送りします



<料 金> お一人様1日につき135ユーロ*
代金に含まれるもの:ホテル送迎代 (ホテルはオリビエート地域のみ)
昼食、飲料水、ワイン、調理道具、エプロン、帽子、レシピブック、
そして ヴァリアからの小さな贈り物。

グループ割引あり。どうぞお問い合わせ下さい。

*料金は予告なく変更する場合があります。ご了承下さい。


ABOUT VELIA > Biography
ヴァリアについて>履歴


履 歴


Velia de Angelis ヴァリア–ドウ–アンジェリス

ウンブリア州オリヴィエ—トに生まれ、小学校教員の勉強をし
たが、1996年、見識を広げるためにイタリアを離れる。

英国にあるヴァージンホテルカンパニーに就職、営業、マーケティング、渉外を担当。また同社ホテルの会議宴会部では、料理への情熱を満たすレストランの厨房で長時間過し、経験を積む。

ダービー大学にて顧客サービスケアを勉強し、卒業後、ヴァージン社がカンパーニャ州アマルフィ海岸に建設した、美しく豪華なホテル「パラツオ–サッソ」をオープンさせる為に、イタリアに帰国。

2001年、モンテペルテューソ/ポジターノに最初の料理学校を設立。 大きなワイン会社のコンサルタントなどを勤め、常に最高の生の食材を探し、また 多種多様な人々との関係を築き上げてきた。


ヴァリアは「陽気で責任感があり、創造性に優れ、信用の出来る人」とかつての仕事仲間や取引先から評価されています。彼女は、相手が何を必要としているのか見抜き、個々の経験にも関心をよせています。

「私のクライアントは、すばらしい料理を教える事の出来る私の経験や訓練、そして私自身から、利益を得るのです。」


ABOUT VELIA > Velia’s Philosophy
ヴァリアについて>ヴァリアの哲学



ヴァリアの哲学


どの料理コースも、特別で面白く、思い出に残るような体験を考え、スケジュールに組み入れました。
提案されるメニューからもお分かり頂けますが、細かい事にも愛情を注ぎ、またどんなご要望でもヴァリアらしいユニークなアイデアで対応し、お客さまに喜ばれています

ワインと料理を知れば、その土地や地域を発見したり知ることができるものと信じています。
ヴァリアは彼女の家族から家庭料理を受け継いでおり、それをあなたにお教えすることで、
本物のイタリアンクッキングスタイルを学んで頂けると確信しています。










ABOUT VELIA > Why choose Veilia’s Cooking Style?
ヴァリアについて>ヴァリア–クッキング–スタイルを選ぶわけ



ヴァリア–クッキング–スタイルを選ぶわけ

伝統 ...古さと新しさ

ヴァリアは、あなたの味覚や臭覚に、 贅沢で魅惑的な、そして思い出に残る喜びを導きます。
「子どもの頃のかすかな記憶がどんどん強くなり、残りの人生を印象づけるのです。」

イタリア料理や伝統についてより深い理解や評価ができるようになるにつれ、食事ごとに飲むワインに
ついての知識も増えていくでしょう。

ヴァリアは、イタリアが誇る最高の食材やワイン生産者と組んでおり、
その素晴らしいプロダクツは、彼女の才能とともに、あなたの忘れがたい経験となるはずです。


 





Directions
行き方






ローマより120km
フローレンスより180km
シエナより130km
ペルージャより75km







車でいらっしゃる場合:

ローマとフィレンツエ間を通る A1高速道路 (Austrada del Sole) をオリヴィエート出口で
下りる。
標識にそってオリヴィエートの中央(centro) に向かい、2つのランダバウトを過ぎ、次の
信号でアレローナ(Allerona)方向に向かう。
スフェラキャヴァロ(Sferracavallo)の町に入ると、モンテルビアーリョ(Monterubiaglio) 
の標識が出てくる。約9km。